レオロジー機能食品研究所

醸造発酵大豆ペプチド(大豆)

ペプチドにはタンパク質やアミノ酸とは違う性質があり、特に大豆から酵素分解や発酵によってできる大豆ペプチドは、納豆や味噌といった大豆発酵食品からはごく微量しか摂取することができないため、機能性食品素材としてさまざまな機能が期待されています。

生理機能 赤血球変形能改善 中性脂肪・血糖値低下 肝機能・腎機能改善
データ ゲル濾過画分の赤血球変形能
大豆ペプチドの血液循環能(赤血球変形能)評価
分離大豆蛋白質を酵素分解して得られた大豆ペプチドは、どのゲル濾過画分においても酸化剤による赤血球変形能の低下を抑制した(Fr.7,9,10,11は濃度1mg/ml、Fr.8,13は濃度0.1mg/mlFr.12は濃度0.01mg/mlで、最も酸化剤による赤血球変形能の低下を抑制した)。Fr.7〜13までのどのゲル濾過画分においても酸化剤による赤血球変形能の低下を抑制した。その中でも特にFr.7は酸化剤による赤血球変形能の低下を抑制した。
成分 ・ペプチド(粉末)
受託研究 地域新生コンソーシアム研究開発事業 (平成18年度〜平成19年度)
九州経済産業局 財団法人 福岡県産業・科学技術振興財団
「富ペプチドおよび富グルタミン酸機能性食品素材の乳酸菌による機能性の変換制御に関する研究」
材料:脱脂大豆 タイアップ企業:九州大学、福岡県醤油醸造協同組合、大塚食品(株)
特許
[特願2009-097096]
Trp含有ペプチド
[特願2009-100014]
ペプチド組成物(共同出願)