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プラズマローゲン研究会 設立趣旨
アルツハイマー病が今や、世界の喫緊の重要課題になったことは、アメリカ、日本の状況そして最近のG8の認知症サミットの共同声明からも明らかです。アメリカの先行研究で、アルツハイマー病患者の血液で脳内プラズマローゲン(リン脂質の一種)の減少が報告され、プラズマローゲンがアルツハイマー病の予防・治療で注目を浴びるようになりました。
我々も2003年より九州大学、レオロジー機能食品研究所で共同研究を開始し、プラズマローゲンの大量抽出・精製に世界で初めて成功しました。それにより、これまで不可能だった動物・ヒトへの投与を現実化すると共に、アルツハイマー病への有効性を強く示唆する研究成果を生み出しました。
これまでの我々の研究成果を公表し、研究ネットワークの拡大とさらなる研究の進展を目指し、もってアルツハイマー病及び脳疲労の予防医学に関する研究の発展に貢献することを目的として、ここに「プラズマローゲン研究会」を設立します。
2014年1月7日
名称:プラズマローゲン研究会
所在地:福岡県福岡市博多区店屋町6-18-6F
世話人代表:九州大学名誉教授 藤野武彦
[世話人]
レオロジー機能食品研究所 所長 馬渡 志郎
九州大学大学院医学研究院統合生理学分野 准教授 片渕 俊彦
福岡大学医学部神経内科 教授 坪井 義夫
福岡大学医学部神経内科 助教 合馬 慎二
天草市立牛深市民病院内科診療科長 寶珠山 務