レオロジー機能食品研究所

これまで研究開発と新たな発見

開発経緯

2016年 HPLC-ELSD法でヒト血清のエーテルリン脂質を測定する方法を開発。
(Lipids, 51(8), 997-1006, 2016)
プラズマローゲンが数種のオーファンG蛋白結合型受容体を介してAktおよびERK1/2を活性化することを証明。
(PLos ONE. 2016, 11: e0150846)
2015年 2014年11月より開始の大規模試験(軽度認知症対象)と並行して、今年1月より中等症以上のアルツハイマー病及び、その他の認知症の方を対象としたオープン試験を開始。
2014年 2013年の小規模試験の結果を踏まえ、新たにホタテ・プラズマローゲン含有食品を用いて11月より軽度認知症(アルツハイマー型)の方を対象とした、大規模な臨床試験を開始。
ホタテ由来の高純度プラズマローゲンの抽出に成功。安全性試験終了。
2013年 プラズマローゲンがAktおよびERK1/2の活性化を介してアポトーシスを抑制することを証明。
(Los ONE 2013, 8: e83508)
より良い素材を求め2枚貝での研究を開始。
2012年 アルツハイマー型認知症患者では赤血球プラズマローゲンが低下する事を証明
(Dement Geriatr Cogn Disord Extra 2:298-303,2012)
特許出願中2010-001337
アルツハイマー型認知症モデル動物でプラズマローゲンの投与が有効である事を証明
(脳神経細胞の炎症を抑制・アミロイドβタンパクの蓄積抑制。)
(Journal of Neuroinflammation 9:197-209,2012)
プラズマローゲンを経口投与すると赤血球プラズマローゲンが増大することを証明
(Lipids in Health and Disease 11:161-167,2012)
プラズマローゲンの安全性試験終了
2009年〜 医療機関限定でアルツハイマー型認知症患者に対し「プラズマローゲン」経口投与での事例研究を開始し現在も継続中。人でのアルツハイマー型認知症改善効果と安全性を確認
2007年 プラズマローゲンの検出法の高度化、簡易化に成功
(Analytical Biochemistry 370:54-59,2007)
2006年 高純度プラズマローゲンを鶏より抽出する方法を発見
特許公開中2006-23296 特許出願中2007-16056